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vol.10
2013年 4月 30日 火曜日

「ワインレコーダー、粘着剤改良しました!」

発売以来、あまり変化がないように見えるワインレコーダーですが、少しずつですが進化をしております。
この春もまた、
粘着剤に改良を加えました。
粘着力は従来のまま、透明度を上げ、かつ、今までより横からはみ出にくくしました!!
永くご不便をお掛けしております横からのベタベタが、軽減されております。
ささやかな変化ではございますが、ぜひご実感いただき、今後ともどうぞよろしくご愛用下さいませ。

これからも何か変化がありましたら、ここでご報告させて頂きたいと思います。

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val.9
2013年 1月 15日 火曜日

「寒中お見舞い申し上げます。」

寒い日が続きますね。
昨日は東京都内でも雪が積もり、大騒ぎでした。
朝はただ曇っていただけだったのが、急に雪が降ってきてみるみる積もり、子供たちは大喜びでした。
常々私の勝手な持論ですが、大人と子供の境目は、久しぶりの雪を見て喜べるか迷惑に思うかにある、と思っています。
皆様は、いかがですか?

さて、大人の皆様は、年末年始にどのような飲み物をお召し上がりになりましたでしょうか?
私自身は、車での移動が多く、主に「ノンアルコール」系のものを飲んでいましたが、ワインでは、ホットワインを飲みました。

ホットワインをご存知の方も多いと思います。「ホットワイン」は日本での呼び名で、ドイツ語ではグリューヴァイン、フランス語ではヴァンショー、北欧ではグロッグと呼ばれています。ワインに、スパイス類などを入れて温めて作るカクテルです。

赤ワインで作ることが多いですが、白もあります。
シナモンやクローブ、砂糖やはちみつなどを入れて温めます。
温めるとアルコール分が少し飛ぶので、ラム酒などを加えることもあります。
私は、砕いたアーモンドやレーズンを入れて、スプーンを添えて供し、むしゃむしゃ食べながら飲みます。

日本国内でも、クリスマスのころから、クリスマスのかわいいラベルで、ドイツ製のグリューワインが1リットルの瓶入りで売っています。オレンジかレモンでしょうか、柑橘系の酸味のある味です。鍋に移して温めるか、カップに入れて電子レンジで温めます。

いろいろなラベルがあります。
コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?

今年もワインレコーダーをどうぞよろしくお願いいたします。

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vol.8
2012年 12月 6日 木曜日

「続 シャンパン」

前回、スパークリングワインとシャンパンについてざっと書きましたが、今回はシャンパンのお話です。

シャンパーニュ地域の場所は、フランス全体を人の横顔と見た場合、目にあたる首都パリの北東部(こめかみのあたりでしょうか)に位置します。フランスのワイン生産地の中では、最も北にある場所です。

ブドウ畑のある村は、その土壌や日照条件などから格付けがされており、シャンパン用に栽培されているプドウは、黒色系のピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、白色系のシャルドネの三種類に限られています。
通常はこの三種類をブレンドして造りますが、出来上がりのシャンパンはほとんどが白で、ロゼはわずか、赤はありません。一般に、黒色系の比率が高いと力強いシャンパンができ、シャルドネの比率が高いと軽やかになります。
ブドウ品種の特徴をだすために、シャルドネだけを使った「ブラン・ド・ブラン」、黒色系だけの「ブラン・ド・ノワール」とラベルに表示があるものもあります。

シャンパンは、通常、複数年のワインをブレンドして作るので、ヴィンテージ表示はありません。特にブドウの当たり年のときは、ヴィンテージシャンパンが造られることもあります。

シャンパンは、シャンパーニュ方式と呼ばれる瓶内発酵製法で造られます。収穫したブドウをタンクで一次発酵させたあと、瓶の中に酵母と酵母の餌となる糖分とともに入れ、ビンのなかで、二次発酵させます。この時気泡ができるのですが、オリもたまります。そのオリを独特の方法で取り除いたあと、瓶の中身の減った部分をリキュールで補い、そのリキュールの甘味度によって、出来上がりのシャンパンの甘さが決まります。

ブリュット(極辛口)
エクストラ・セック(辛口)
セック(中辛口)
ドミ・セック(甘口)
ドゥー(極甘口)

ですが、造られるシャンパンのほとんどはブリュットです。

シャンパンは、コース料理でも、大概のものに合わせやすい便利なワインです。
クリスマスに限らず、ぜひいろいろお楽しみください!

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vol.7
2012年 12月 4日 火曜日

「シャンパン」

12月の声を聞くと、さすがに東京も冬らしくなってきました。
なぜか毎日あわただしくなり、師走とはよく名づけたものだと思います。

さて、12月と言えばクリスマスをはずすことは出来ませんね。
キリスト教的に大切な日というばかりではなく、大切な人と会う機会も多い時季です。
人が集うといえばワインを召し上がる機会も増えるのではないでしょうか。
パーティーにはスパークリングワイン、シャンパンがよく合います。

シャンパンとスパークリングって何が違うの?という方、もしいらっしゃいましたら、ちょっとお目を拝借。

スパークリングワインとは、どの国のどの地域でも、どんなブドウを使って、どのような製法でつくられたものでも、発泡しているワインは、日本ではスパークリングワインと呼んでいます。
シャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で、ワイン法の下、ブドウや製法の規定に基づいて造られた、スパークリングワインの一種です。

もう少し詳しいお話は、次回に。

スパークリングワインを召し上がって、ハッピーな師走をお過ごし下さい!

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vol。6
2012年 11月27日 火曜日

「ワインの香り」

ワインレコーダーの評価欄にもありますが、ワインの香りを表現する時に、Aroma(アロマ)とBouquet(ブケ)が使われます。どっちがどう違うの?という方へ。

どちらもフランス語からきています。
アロマは、ブドウ本来の香りに由来するものを表現します。どの品種のブドウも独特の香りがありますが、例えばマスカット系のブドウの香りなどは、イメージしやすいのではないでしょうか。
ブケは、花束を意味する言葉で、発酵や熟成で醸し出された香りの総称です。よくワインなのに、カシスや黒さくらんぼの香りとか、コケやキノコのような、と表現されるのが、これに当たります。

ご自身で評価される時は、個人的な好き、嫌いでスコアをつけいただいてかまわないと思います。
いろいろなワインを召し上がっていくうちに、このワインならこのブケが強いほうがよい、とか、このワインの本来のアロマが薄いなぁ、など鼻と舌に基準が出来ていくでしょう。

もっと本格的に香りの表現なども身に付けたい、とおっしゃる方には、今は日本でも、ワインの香りのサンプルセットが入手できます。アプリコット、ゼラニュウム、コショウ、松、タールなどと表現される香りの見本を試すことが出来ます。
面白いことに、不良品ワインを見つけるための、不良臭のセットも販売されています!
レストランでのホスト役のテイスティングの際などは、こちらのほうが役立ちそうですね。

先週のボジョレーヌーボーなどは、ガメ種のアロマいっぱいのフレッシュなワインでしたね!
毎年の楽しみに私はラベルを取ってあります。
よろしかったらぜひラベルをはがして、香りの評価も記入してみて下さい。

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vol.5
2012年 11月13日 火曜日

「ボジョレー・ヌーヴォー」

11月の第三木曜日はボジョレーヌーヴォー解禁日ですね!
今年はあさって、15日です。
今年のヌーヴォーは、果実味豊な酸味のバランスのよいワインだそうです。
もちろん私もまだ、試飲していませんが。

フランスワインは、普通、秋に収穫したぶどうを醸造して、販売できるのが翌年の4月以降とワイン法で決まっていますが、ボジョレーヌーヴォーは例外で、9月末ごろ収穫したぶどうを11月の第三木曜日には販売していいことになっています。日本でもこのフランスのワイン法を尊重して、この日まで販売をしないのでしょう。でもそれが却ってお祭り気分を盛り上げますよね!
お祭り気分のせいでしょうか、ボジョレー・ヌヴォーの最大のお得意様は、日本市場だそうです。

ぶどうジュースそのままのような鮮やかな色で、気軽なワインの代表ですよね。
カマンベールチーズとか、フライドチキンやハンバーガーなどでもあわせられます。最近は価格がとても手ごろになりましたので、いろいろ挑戦してみたいと思います。

赤が余り得意でない方も、ボジョレーではありませんが、「マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー」という辛口の白ワインが同時期に販売されます。

今年も楽しみです。

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vol.4
2012年 11月 1日 木曜日

「デザートにフォーティファイド・ワイン

フォーティファイド・ワインを召し上がりますか?

フォーティファイド・ワインとは、ワインを発酵させている途中か、又は、発酵後にブランデーを添加した酒類で、造り方によって甘口も辛口もあります。
シェリー、ポート、マデイラ、マルサラなどがその代表的なものです。

食前酒に辛口のシェリー酒など召し上がる方もいらっしゃいますでしょうか。或いはマルサラ酒を料理にお使いになるなど、楽しみ方もいろいろです。

我が家では、デザートにブアルタイプのマデイラワインを飲むことがあります。少し甘口で食後にぴったりです。
先日、やはりこのワインを飲もうと思った時に、「さて、合わせる物は…?」と探してみると、
お菓子のブルボンさんの「オールレーズン」シリーズ、「オールアプリコット」がありました!
オールレーズンシリーズをご存知ですか?おいしいですよね。今はいろいろ出ています。私の知る限りでも、レーズン、アプリコット、アップル、サツマイモなどが出ています。

このオールアプリコット、ブアルマデイラにぴったりでした!一袋百ウン十円のお菓子が、高級スイーツに思えました。
さすがマデイラ!さすがブルボンさん!
こういう、食べ合わせの発見をしたとき、うれしくて誰かにお知らせしたくなります。
ぜひ一度お試し下さい!!


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vol.3

2012年 10月 23日 火曜日

「ワインのラベルのサイズ」

ワインレコーダーのサイズはどのようにして決めたでしょうか。

お客様から、
「ちょっとぎりぎりすぎるラベルがある。」
というご意見を伺うことがあります。

ワインのラベルは、本当にいろいろなサイズがあります。
イタリアワインには、紙テープかと思うような細いラベルもありますし、それこそ、ボルドー型のビンの一つの面いっぱいいっぱいというものもあります。

そこで参考にしたのが、ボルドーの「シャトー・ムートン・ロートシルト」のラベルのサイズでした。
いわずと知れたボルドーの五大シャトーの一つで、毎年変わるラベルは有名なアーティスト達によって描かれ、コレクターの大いなる楽しみの一つとなっています。
アートを表現する場の一つとしての役目を持つこのワインのラベルは、自然、大きなサイズになったのでしょう。
弊社では、あの物議をかもし出したムートンの1993年のラベルで、ワインレコーダーのサイズ確認をしました。

ですが、大きなラベルをはがす際には、上下を左右にしてお使い下さい。ラベルは縦長なのに、ワインレコーダーは横の方が長いからです。

ビンの大きさが変わればラベルのサイズも自ずと変わります。
大きいビンのラベルには、「ワインレコーダーL(エル)」があります。
小さいビンのラベルには、すみませんお手数をおかけいたしますが、そのままか、適当なサイズに切ってお使い下されば、と思います。
そのほか、「酒録」という、日本酒一升瓶用の製品も販売されています。

ヴィンテージなどがメインのラベルではなくサブラベルになっているワインがあります。記録としてはそちらもどうぞお忘れなく留めておいてください。


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vol.2

2012年 10月16日 火曜日

WINE RECORDEの記録の書き方」

ワインレコーダーについてのお問い合わせで、
「台紙の裏の記録の欄には、どう記入すればいいの?」
と、いただくことがあります。
この記録の項目は、前回申し上げましたとおり、私個人のワイン記録ノートの項目をほとんどそのまま採用いたしましただけのもので、真剣に気にかけていただいて、申し訳ないような、うれしいような。 
ありがとうございます。
ですが、ウン十年前に私が、日本ソムリエ協会のワインアドバイザーに合格しました時には、受験勉強にそのノートも大いに参考にいたしましたので、あながち無意味でもないといえそうです。

では、「こんなつもりの、内容です。」というのをお話します。
もちろん、皆様のご自由に使っていただくのは、とても嬉しいです。

Name of Wine>>>ワインの名前です。ラベルを見てもどれが名前なの?というワインも多いですが、そこから見分けられるようになるのも、私は結構勉強になりました。分からないうちは一番大きい文字ですとか、ラベルに書いてあるそれらしい字を書く、などなさって頂ければと思います。

Vintage>>>そのワインを造るぶどうが収穫された年です。記入のないものもあります。

Producer>>>ワインの醸造者です。あるいは、ネゴシアン(ワインの問屋のようなもの)の名前を記入します。同じ名前のワインでも作り手によってかなり違います。

Type>>>これは、赤や白、ロゼ、甘口や辛口など、ご自身で決めて頂いていいと思います。

Bought at>>>ワインを買ったお店など。実は店の保存状態などでもワインの味って変わるんです。

Price>>>価格

Date>>>購入日

Tasted at>>>召し上がった場所を記入します。

Date>>>召し上がった日付。

Served with>>>一緒に食べたものを記入します。

Score  Color & Appearance>>>見た目の点数。色や輝きなど。

Score  Aroma & Bouquet>>>におい、香り。

Taste>>>味

Overall Quality>>>全体としての評価

Total Score>>>それらの合計点。

そのほか空欄には、一緒にいたひとや、その時にあった出来事などを出来るだけ詳しく記入しておくと、そのワインを後で思い出すきっかけになったりします。

参考になりましたでしょうか?全部書き込めなくてもどうぞ気になさらないで。
ご自由にお役立て頂けたら幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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Hal



                                                                      


vol.1
2012年 10月 9日 火曜日

「WINE RECORDERの名付け親より」

皆さんこんにちは。
いつもワインレコーダーをご愛用くださり、またはこの度ご興味を持ってくださり、心より感謝申し上げます。
ありがとうござます。

私は、「WINE RECORDER」がまだ「ワインラベル保存シート」という名前だった20数年前より、製品開発及び販売にかかわってまいりましたHalと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

これからこのコーナーを使って、ワインレコーダーのこと、ワインのこと、そのほか綴ってまいります。
どうぞお楽しみに!
第一回目は、製品の名前を付けた由来についてお話しします。

「WINE RECORDER」という製品名は、そのものずばり「ワインを記録するもの」という意味でつけました。
ボトルからラベルを剥がしとるシートというだけでなく、、そのワインの印象や、周囲の雰囲気までをも少しでもとどめておくお手伝いが出来たら、というのがネーミングの理由です。
ですから、粘着剤はもちろん最適のものを調合いたしましたが、その他にラベルをはがした後のことを工夫しました。
例えば、ラベルをはがしたシートを貼る台紙。
裏面の記入欄は、私がワインを勉強するのに使っている項目をもとに作りました。ご存知のとおり、飲んでしまってすでに存在しないワインを記憶しておくのは至難の業です!毎回同じ項目を記入しておけば、記憶を引き出す助けになるかと思います。空欄もご活用になってぜひご自由にお使いになって下さい。もし「これを記入しておくといい!」というアイデアをお持ちでしたらご教授下されば幸いです。

それからワインレコーダーが、ラベルのついたシートを剥離紙にそのままもどすのではなく、別の台紙を用意するという方法を採用したのも、長く保存に耐えるようにとの理由からです。剥離紙にそのままもどして保存しておくと、数年後に、経年劣化によってシートが剥離紙のつるつるの面から取れてしまうことがあるのです。それではラベルと記録の紙が別々になってしまうことになり、レコーダーとしてはあまり意味がなくなってしまうと考えました。


このような、「ワインを記録するもの」としてのWINE RECORDERを、これからもぜひご活用下さいますよう心よりお願い申し上げます。

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